浅野智彦(編)『検証・若者の変貌』勁草書房の2章「若者の音楽生活の現在」についてです。昨日のエントリに対し、著者の南田さんよりリプライいただきました。 コメント欄でも述べたように、「仮設定された言説に対して答えることは無理です」というのは、おっしゃるとおりです。この点は不適切でした。「互いの音楽選好をリスペクトしつつも無関心」というのも、あくまで私個人の“仮設定”で、一般的な言説かどうかはわかりません。この仮設定を除いたうえで、私が気になっていた素朴な疑問点を改めて説明し直したいと思います。 要は「平準化」と一般に言われるときの意味あいに関する疑問です。 これに関して、南田さんは論文中で次のような問題として設定されています(強調部は引用者)。 こうしてまとめられる九〇年代。細分化の進行はおそらく事実である。…(略)…ただし、平準化が進行したのかどうか、それに関しては、いま一度検証の必要があ
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