全国高校野球選手権大会への出場を大会中に辞退した広陵高(広島)は16日、SNS上で憶測に基づく投稿や生徒への誹謗(ひぼう)中傷などが見られるとして、「決して容認できない」とする声明を発表した。生徒らの名誉と安全を守るためとし、悪質な投稿に対して法的措置を取る可能性に言及した。 声明では、SNSで一連の事案と関係ない生徒への誹謗中傷や顔写真を無断転載した投稿などを確認したとし、「このような行為は生徒の人権と学校の教育環境に深刻な影響を与えるものであり、決して容認されるものではない」と非難。名誉毀損(きそん)や生徒らへの加害行為の予告などについては「法的措置を含めて対処する」とした。 一方で、学校運営に対する批判は謙虚に受け止めるとしている。 同高では今年1月に部内で暴力事案があり、3月に日本高野連から厳重注意措置を受けた。令和5年に監督とコーチ、一部の部員から暴力などを受けたとする別の事案も
