黒いジャケットとサングラスという独特のスタイルで知られ、シャネル、フェンディ、そしてシグネチャーブランドを手がける世界的デザイナー、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)。彼は、カラフルな色の洋服を着ると頭が混乱してしまい、デザインするのが難しくなってしまうので、いつも黒い服とサングラスをかけているのだという。 「ネイビーも好きだよ。でも黒の方がもっと定番でいい」と、ラガーフェルドは語った。「黒い服を着ると、何も考えなくて済むのさ。ネイビーだと、邪魔にならないけれど、それでも色を楽しんでいるという気分になるだろう?」 「ファッション業界にいて、いろんな色を使ってデザインしなければならないと、グリーンやピンク、それにとにかく派手な色は着ていられないんだ。結局、自分がサンプルみたいな気分になっちゃうからね」 黒い服を着ることで、背景に溶け込むことができるというラガーフェル