今年は、例年になく台風や豪雨などの自然災害が多い。私が子供だった時、台風が来れば警報が出て学校が休みになると喜んだものだが、社会人にとってはまったく逆だ。休めるどころか、命懸けで出勤しなければ、社会人失格の烙印を押されるからである。 「命」よりも仕事様優先の日本人 社畜曰く、「シャカイ人なるものは、どれだけ強い台風が来ようが、警報が出ていようが、通常通り出勤するように最大限の努力をしなければならない」らしい。こういうことを聞くと、社畜は「警報」の意味を理解しているのだろうかと勘ぐりたくなる。 警報は、児童生徒が学校に行かなくてもよいお墨付きを与えるものでは決してない。 重大な災害が起こるおそれのあるときに「警報」を発表して、注意や警戒を呼びかけます。(警報・注意報の解説 - 気象庁) 警報は、あなたの生命や財産に、重大な危険を及ぼす恐れがあるということだ。 警報が発令されると、学校が臨時休