ターボリナックスが発表した3年ぶりのサーバOS「Turbolinux 11 Server」は、TOMOYO Linuxの採用にはじまり、Microsoftの知的財産からの保護など、ほかのディストリビューションと大きく異なる姿勢を打ち出した。 「最近はデスクトップOSやwizpyの発表が続いたため、『ターボリナックスはエンタープライズ領域のビジネスに背を向けるのか』と思われていたかもしれないが、われわれは、エンタープライズ、もしくはミッションクリティカルな領域のノウハウを蓄積してきた。今回発売するTurbolinux 11 Serverはその集大成」――と話すのは、ターボリナックス代表取締役社長兼CEOの矢野広一氏。同社は10月31日、3年ぶりとなる同社のサーバOSの最新版「Turbolinux 11 Server」(コードネーム:Musasabi)を11月29日に発売することを明らかにした