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ソニー・コンピュータエンタテインメント 平井一夫社長兼グループCEOインタビュー 価格付けは重要だが、楽しんで貰えるプラットフォームにすることが先決 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE) のプレイステーション 3が発売され9カ月強が経つ。当初は全世界同時発売を予定していたが、結果的に欧州では3月に発売となり、発売されてからまだ半年も経過していない。まだ走り始めたばかりと言える。しかし、プレイステーション、プレイステーション 2で爆発的なヒットを飛ばしてきたSCEに対して、プレイステーション 3について懐疑的な目を向けるユーザーは多い。 その圧倒的な能力はもちろんのこと、何よりアップデートによってどんどんと進化していくプレイステーション 3。ユーザーの思った以上の機能を実現していくことが、この半年間のバージョンアップによって次々と実証されている。 しかし逆に、なんで
初代プレイステーション立ち上げの時期からソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカで活躍されてきた平井一夫氏。2006年12月1日よりソニー・コンピュータエンタテインメント社長兼グループCOOに就任していたが、2007年6月19日付で久夛良木健氏が取締役を退任したことを受け、同日よりソニー・コンピュータエンタテインメント社長兼グループCEOに就任し、名実ともにプレイステーションの顔となった。その平井一夫氏にインタビューする機会を得たので、これまで長く見てきたアメリカ市場と日本市場の比較や、プレイステーション 3の現状などについて話を伺ってきた。 日本とアメリカでは市場が大きく違う ―― 平井さんは、これまで長くアメリカで活躍されていました。今回ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の社長として日本に戻られたわけですが、これまで見てこられたアメリカのゲーム市場と、現在の日本のゲ
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