米国・ミネソタ州ミネアポリスで、2011年6月11~15日に会際されたSleep2011第25回記念大会で、ハーバード大学のWilliam Killgore博士らが発表した研究で、昼間に眠気がある場合、高カロリーの食べ物を見ると、食べるのを我慢できにくくなりやすいことがわかりました。 博士らは12人の健康な男女(19歳から45歳)を被験者に、高カロリーの食べ物の写真と、低カロリーの食べ物の写真、比較対照として植物と岩石の画像をそれぞれ見せながらfMRI(機能的磁気共鳴画像法)で脳画像を撮影し、それぞれの写真に対する脳の反応が調べられました。 それに引き続いて被験者はEpworth Sleepiness Scale(エプワース眠気尺度)で、日中の眠気が測定されました。この尺度は質問に、「0=眠ってしまうことはない。」「1=時に眠ってしまう。」「2=しばしば眠ってしまう。」「3=だいたいいつも