クリックして拡大する航空自衛隊松島基地も津波の被害をうけ、全ての練習機が波に沈んだ=12日午後、宮城県航空自衛隊松島基地(大山文兄撮影) そこにあるべきはずの住宅街は津波により一瞬で失われ、残されたのは基礎部分と大量の住宅の破片。多くは海水に覆われ、元の陸地がどこからだったのかさえすでに分からなくなっていた。眼前に広がる地震発生から1日を経たその光景は、自然の猛威という言葉で表すには、あまりにも凄惨(せいさん)なものだった。 12日正午過ぎ、ヘリコプターで福島県から宮城県南部に抜ける道すがら、眼下に広がるのは被災地とはいえ典型的な山村風景だ。しかし、山を越え太平洋沿岸に出ると様子は一変する。そこにあったはずの住宅街はなく、あるのは大量の海水とそこに浮かぶバラバラになった家の破片。放置された乗用車が沈んでいる。 もう何年も前から生物などなにも住んでいなかったかのようにも感じさせるほど、1日前
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