議論のしかた2003-07-16ネットで議論をするにはルールがあります。いえ、ネット以外で議論する場合も同じですが。
議論のしかた2003-07-16ネットで議論をするにはルールがあります。いえ、ネット以外で議論する場合も同じですが。
インターネットの備忘録(はてなブログ版)にインスパイアされました。交渉や調整で、僕が感じている「やってはいけない」ことを、便乗して書いてみます。 1. 相手の面子を潰してはいけない 自分の主張を通す為には相手の言っていることの弱点を突いて「あなたが間違っている」というものだと仮に思っているのであれば、あなたは色んな人の面子を潰しまくることになりますので、利害が絡む交渉ごとは一切お引き受けにならない方がよろしいかと思います。交渉下手な人間は、利害に関する交渉で行き詰まると相手の間違いを非難する方向にいきやすく、それは結果として自ら交渉を難航させる種を散弾銃で乱れ打ちしていることになります。 感情と感情がぶつかったら、もうそれは交渉ではありません。口喧嘩です。 2. 間違い探しに終始してはいけない 交渉や調整ごとは、どっちが正しいか的な軸で考えてはいけません。自分が正しいかどうかは、関係ありま
松本復興相が知事たちに対する「暴言」で、就任後わずかで大臣を辞任することになった。 この発言をめぐる報道やネット上の発言を徴して、すこし思うことがあるので、それについて書きたいと思う。 松本大臣が知事に対して言ったことは、そのコンテンツだけをみるなら、ご本人も言い募っていたように「問題はなかった」もののように思われる。 Youtube で見ると、彼は復興事業は地方自治体の自助努力が必要であり、それを怠ってはならないということを述べ、しかるのちに「来客を迎えるときの一般的儀礼」について述べた。 仮に日本語を解さない人々がテロップに訳文だけ出た画面を見たら、「どうして、この発言で、大臣が辞任しなければならないのか、よくわからない」という印象を抱いたであろう。 傲慢さが尋常でなかったから、その点には気づいたかもしれないが、「態度が大きい」ということは別に政治家が公務を辞職しなければならないような
開発現場であってもそうでなくても議事録を書く機会は多いのですが、意外に役にたつ議事録を書くのは難しいものです。ということで、以下自著『プロジェクトを成功させる現場リーダーの技術』より議事録の書き方をまるっと引用。キーワードは「目的・課題・アクション!」です。 会議は避けられない 一口に会議といっても、あらかじめ計画されている定例的なものから、突発的に発生する小さなプロジェクト内ミーティングにいたるまで色々ですが、プロジェクトがさまざまな人との協調作業であり、プロジェクトの生み出す価値がたくさんの利害関係者の合意によって成り立つ以上、会議は必要かつ重要な活動です。実際、大規模プロジェクトでは、プロジェクトの計画段階でコミュニケーション計画として会議体が定義されます。世の中無駄な会議が多すぎると嘆かれながらも、実際問題として、プロジェクトは会議によって進んでいるというのも事実です。 現場リーダ
残念ながら、扱いにくい人(同僚であれ、上司であれ、顧客であれ)との接触は避けられない。そういった人たちの扱い方によって、自分の仕事や昇進、健康までもが影響を受ける可能性がある。この記事では、問題のある人間関係に立ち向かうのに役立つ、いくつかのヒントを紹介する。 1.言われたことを個人的に取らないようにする 「ヘイ、ロッキー。ひどい顔だな・・・轢いた車のナンバーはちゃんと覚えてるか?」 1976年の映画に出てきたこの思い出深いシーンで、ロッキーが高利貸しの友人ガッツォと話をしているとき、ガッツォの運転手がこう聞いた。怒り狂うロッキーをなだめようとして、ガッツォは次のように言う。「なあロッキー、訳もなしに憎まれ口を叩く奴が時々いるんだよ」 中には、元々性格的に難しい人もいる。それは、あなたとは関係のないことかも知れない。できるだけ、(仮に上記の例のように自分に向けられた言葉であっても)個人的に
はじめに 第1章 話を聞く 第2章 問題を受け止める 第3章 話を続ける 第4章 分かりやすく説明する 第5章 チームを説得する 第6章 医療ミスの起こるメカニズム 第7章 ミスを素早く発見する 第8章 抑止力を運用する 第9章 謝罪を行う 第10章 交渉の外にいる人 付録 訴訟になったら はじめに 医療におけるコミュニケーションとは何か この本における「コミュニケーション」 本書の概略 第1章 話を聞く 1.1 面白い話はしなくていい 1.2 病院の地の利を生かす 1.3 遭遇における先手の問題 1.4 同意獲得と合意形成 第2章 問題を受け止める 2.1 否定を使わない外来対応 2.2 分からない患者さんへの対応 2.3 次につながる会話の切りかた 第3章 話を続ける 3.1 会話の続けかた 3.2 話すときに気をつけるべきこと 第4章 分かりやすく説明する 4.1 患者さんに理解して
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