> > > 農家が健全な経営をし「メシウマ」社会になるために必要なこと 片岡剛士2011年07月12日22時40分提供: 先週発売された月刊誌では、農業に関する二つの興味深い論説が掲載されています。 1つは浅川芳裕氏(月刊『農業経営者』副編集長)による、そしてもう1つは、神門善久氏(明治学院大学教授)によるです。以下ではこの2つの論説を紹介しつつ、農業はどうあるべきかを考えてみることにしたいと思います。 ■前提とすべきは「農家が健全な経営を行う」ということ まず浅川氏の論説について見ていきましょう。浅川氏はTPPへの参加が日本農業に資するのか否かの議論の前に、まず前提にしておくべき点として「農家が健全な経営を行う」ことがいつの時代においても肝心なことであると述べています。 この指摘は民主党が現在行っている政策の弊害にもつながります。現在、コメの生産調整に参加した農家への交付金に加えて、