昔、就活の面接の直前に、私の緊張をほぐすためにアメリカ人の友人がこんなジョークを教えてくれた。曰く、「ヌーディストビーチで盲目の男性を見つける方法は?」「答えは、勃起していない人を探せばいい」。ーなんともくだらない話なのだけど、今回ここキャプ・ダグドに来ることに決めたとき、なぜかそのくだりを思い出した。それはヌーディストという言葉への偏見がたっぷり入ったクイズだったが、この夏、私は、ヌーディストたちのそういったイメージ通りの姿、そして予想外の姿の両方を、自分自身で見に行くことにした。 裸で過ごす嗜好があるわけではない。夏は寝る時も長ズボンのパジャマだし、温泉は大好きだけど混浴には抵抗がある。だけど昔から興味をそそられてきた。人は、なぜ服を着るのだろう?という問いだ。「おやヌーディストの話では?」と思われるかもしれないが、私にとって、服を着ることの不思議はそのまま、着ないことの不思議とセット
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