東京アウトローズWEB速報版 02年1月28日に創刊したゲリラ・マガジン、「最後の出撃」。われわれに失うものはない!すべてを疑え!汝の道を行け、しかして、あとは人の語るにまかせよ!(本誌は全ての敬称を略しています) 先日行われた、大阪府・市のダブル選挙。「大阪都構想」を掲げて、府知事の橋下が市長選への鞍替え出馬したことで、大きな話題を集めた。 「変化か現状維持か」。内実はともかく、お題目としては橋下と、彼が率いる地域政党「大阪維新の会」が掲げ、市民に迫った選択のスローガンがこれである。 では、対橋下で苦杯を舐めた市長の平松邦夫は何もしてこなかったのか?否である。橋下と平松、双方1期目約4年間の実績を比較した場合、少なくとも目に見える実績という意味では、平松に軍配が上がるのだ。 橋下が何らの実績も残していないことは、橋下本人の言動がこれを明らかにしている。というよりも、示せていないのだ。ある