リーダーシップというと、強烈な個性で人を引っ張る人物を思い浮かべるかもしれません。しかし実際は、人の痛みを思いやることができ、人間的に尊敬される優しい人物こそトップマネジメントに相応しいのです。強さではなく、弱さもリーダーに求められる素質ではないでしょうか。 ここでは、私自身の経験から学んだ、マネジメント層が身につけておくべき心得を紹介していきましょう。 01. まずは、弱い部分を 自覚することから リーダーに欠かせない要素として「人間力」があります。「ついていきたい」と思われるには、優れた人間性が不可欠なのです。 ただし、最初から優れた人格を持った人は存在しません。大切なのは、徳を持った優れた人格者たろうと努力することです。 まずは、自らの弱さを自覚しましょう。傲慢にならず、現状に満足せず、高い目標をもちましょう。謙虚さを持ち続けることのできる人が、成長し続けることができるのです。 02