宇多田ヒカルが3月14日、”Utada”名義としては4年半ぶりにアルバム『This Is The One』を発表した。日本先行発売と銘打たれた同作は、全曲英語詞による、いわば”洋楽アーティストUtada”の作品。同様の体裁でリリースされた前作『EXODUS』がアメリカでは大コケに終わっただけに、今回のリリースに驚く声も聞こえてくる。 「日本では100万枚以上のセールスを記録した『EXODUS』ですが、アメリカでは5万枚程度のセールスにとどまり、宇多田の海外進出は失敗したという評価でした。日本における宇多田人気が持ち直している今、なぜ再び英語で歌う必要があるのかという意見も出ています」(音楽番組関係者) 同様の声はレコード会社スタッフの間でもささやかれていたという。しかし宇多田自身、海外進出に関して今も強い意欲を持っており、売れっ子プロデューサーのスターゲイトらを起用した本作で、あらためてヒ