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神戸新聞｜阪神・北摂｜宝塚音楽学校旧校舎を再生 貴重映像の放映も
多くのタカラジェンヌが巣立った宝塚音楽学校旧校舎の宝塚市立宝塚文化創造館（同市武庫川町）が１５日、宝塚歌劇団関連の展示室「すみれミュージアム」などを備え、本格オープンする。歴代の公演ポスター約７５０点を展示し、貴重な映像も順次放映するという。 旧校舎は１９３５（昭和１０）年に建ち、老朽化で閉鎖した９８年まで、約２４００人が巣立った。文化創造館として、２００９年４月の暫定オープン後は、改築した市が直営し、期間や目的を限定して運営していた。 すみれミュージアムでは、月替わりで貴重な映像を流す。オープン直後は、１９９４年の大運動会の様子を放映。天海祐希や真矢みきら、現在も芸能界で活躍する当時の生徒が登場する。音楽学校で使われた歌の教科書や卒業写真も陳列する。 ３階の練習場には、壁の鏡や手すりを当時のまま残しており、約２００人収容の１階ホール（旧講堂）とともに有料で貸し出す。 名誉館長を務める歌劇
神戸新聞｜社会｜間引き運転の要請回避へ 関電、ＪＲなどに
関西電力がＪＲ西日本や関西の私鉄各社に対し、節電による間引き運転を要請しない方向で鉄道各社と調整に入ったことが１１日、分かった。節電の効果に加え、停止していた舞鶴火力発電所１号機の再開などで電力の需給が安定しており、追加の対策は不要と判断したとみられる。 関電は当初、鉄道各社に「７月上旬に、さらに踏み込んだ節電幅を示す」とし、間引き運転の検討を始めるよう要請していたが、７月に入り、ＪＲ西などに節電幅の提示時期を先送りする意向を伝えていた。 関係者によると、関電は今後も電力の需給の安定が見通せることから、「列車の運転本数削減は不要」と判断。ただ、発電所のトラブルなどで電力の需給がひっ迫した場合は、間引きを含めた追加対策を鉄道各社に求める可能性があるという。（足立 聡） (2011/07/12 06:30)
神戸新聞｜社会｜関西３空港活用検討会 真意読めず自治体困惑
関西３空港の活性化策について兵庫県の井戸知事に意見を聴く市村国交政務官＝１１日午前、兵庫県庁（撮影・田中靖浩） 市村浩一郎国土交通政務官（衆院兵庫６区）が立ち上げた「関西３空港の活用検討会」が関係自治体に波紋を広げている。経営統合が決まった関西、大阪（伊丹）両空港に神戸空港を加えて関西経済の活性化策を探るとの趣旨に、兵庫県や神戸市は理解を示すが、関空の経営建て直しを優先する国交省や大阪府は警戒を強める。菅政権の先行きが見通せない中での「政治主導」に、真意をいぶかしむ声も出ている。 市村氏は１１日、兵庫県庁で井戸敏三知事と検討会について１時間余り会談。終了後、「２空港の経営統合は最優先だが、関西経済活性化を神戸を外して考える必要はない」と、３空港全体で議論する考えを示し、今後、関西各府県の知事らに検討会参加を呼び掛ける意向も明らかにした。 井戸知事は、関空の着陸料軽減▽伊丹で低騒音小型ジェッ
神戸新聞｜くらし｜足のつり和らげる対処法 県高野連が応急法周知
痛む方の足をひざで曲げ、反対の足と交差させてごろんと一回転‐。足のつりを和らげるという対処法が注目を集めている。特にふくらはぎのけいれん「こむら返り」に効果があり、９日に開幕、炎天下での熱戦が繰り広げられる全国高校野球選手権兵庫大会でも、球児たちの応急処置に本格導入されるという。（宮路博志） １年前の高校野球兵庫大会。サイクル安打の期待がかかっていた選手の足がつり、動けなくなった。球場詰めの看護師が患部を繰り返しマッサージしたが、効果はなし。そこで応急処置を施したのが、県高校野球連盟理事で同球場を担当していた高校教諭大矢徹さん（５１）。以前同僚に教えてもらった処置法を思い出し、選手の体を一回転させると、「あれっ。痛くなくなった」。選手は九回、三塁打を放ち、みごとサイクル安打を達成した。 これをきっかけに大矢さんは同大会で、同様に試合中、足がつった選手数人の応急処置を行った。中には１試合で２
神戸新聞｜くらし｜地元で婚活「まかせとき」 阪神間の女性経営者ら
婚活はまかせとき‐。西宮市など阪神間３市の女性経営者たちが、結婚相手を探す男女を引き合わせようと、「婚活」支援の“おせっかい”を焼いている。地元で挙式して住む人が増えれば、地域経済の活性化につながるとの思いからだ。昔はどの町内にもいた「おせっかいおばさん」のように仲を取り持ったところ、婚約するカップルも出始めた。婚活支援は女性経営者団体の看板事業になりつつある。（段 貴則） きっかけは、西宮商工会議所女性会が２００９年度から取り組む婚礼プロデュース事業「西宮しあわせ物語 ティアラ」。西宮浜のヨットハーバーなど地元で挙式したいカップルを公募し、会員の婚礼業者の商機拡大につなげる目的で事業を展開していた。「いっそ出会いの場も世話しよう」（津曲（つまがり）のぶ子会長）と婚活支援を始めた。 知人などを通じて「責任を持って紹介できる人」を探し、本人の希望に沿った相手を引き合わせる。３０代から４０代が
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