劇中では小さなケンカを繰り返す小日向文世(左)と濱田岳。本当は仲がいいんです=東京・青海(撮影・古厩正樹) 物語の舞台、東京地検城西支部をにぎわすのは、東大卒のルーキー検事、宇野(濱田岳=26)とベテラン事務官、末次(小日向文世=60)の迷コンビだ。 小日向は「親子ほど年が離れているのに、イニシアチブは宇野検事にある。息子みたいなヤツに偉そうに指示されて『はい、はい』みたいな感じ。心の底では小バカにしあっています」とうれしそうに解説した。 末次は前作にも登場し、勝村政信(50)演じる江上検事と、たびたび小競り合いを繰り広げた。穏やかに毒を吐くキャラは今作でも健在で、小日向は「本当に脳天気。仕事そっちのけ。オレ、(本職の)事務官の人に怒られるんじゃないかな」と笑う。 一方、新メンバーの濱田は前作放送当時、中学生で夢中になって見ていたという。「中1のときに見ていたドラマに、大人になって出るなん