カシオペヤ座(カシオペヤざ、ラテン語: Cassiopeia)は、現代の88星座の1つで、プトレマイオスの48星座の1つ[7]。古代ギリシアの伝承に登場するエチオピアの王妃カッシオペイアをモチーフとしている[8]。3個の2等星と2個の3等星が、ラテン文字のWの形に並ぶ姿で知られる。このW字は、天の北極を探すための指極星として用いられる。北緯44°より北の地域では、星座全体が地平線に沈むことのない周極星となる。 星座名の正式な日本語表記は「カシオペヤ」と定められているが、いくつかの国語辞典では見出し語を「カシオペア座」とするものもある[9]。 α・β・γの3つの2等星がある[10][11][12]。5等星のρ星とV509星は、非常に珍しい黄色極超巨星に分類される大質量星である。 2023年9月現在、国際天文学連合 (IAU) によって8個の恒星に固有名が認証されている[13]。 α星:太陽系