セイヨウオニシバリ(西洋鬼縛り、学名: Daphne mezereum)は、被子植物ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の植物の一種。ヨウシュジンチョウゲ(洋種沈丁花)とも呼ばれる。ほとんどのヨーロッパおよび西アジア、北から北部スカンディナヴィアおよびロシア原産である。南ヨーロッパでは、中から高地ならびに亜高山帯に制限されているが、北ヨーロッパでは海の近くまで低地に下りてきている。一般的に石灰岩由来の土壌に生育は制限されている。一般的な英名はmezereonである。 種小名のmezereumは、「殺す」という言葉に由来する本種の古いペルシア語の名称「mazeriyn」に由来する[1]。 高さ1.5メートルに生長する落葉性低木である。葉は柔らかく、長さ3〜8センチメートル、幅1〜2センチメートル、軸に対してらせん状に配置されている。葉が現われる前の裸の茎の上に早春に花が咲く。4枚に分かれた直径10〜
![セイヨウオニシバリ - Wikipedia](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/95fd02c7a7a1af4094feb8ca39e3dffa2e8d43d8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fcommons%2Fa%2Fa2%2FDaphne-mezereum-berries.jpg)