既報のとおり、本日から伊予鉄道グループの電車・路面電車・バス・タクシーが、非接触IC「FeliCa」を使ったICカードシステムを導入した。松山市駅を中心に伊予鉄道グループの販売所では、カード型の「ICい~カード」が積極的に売られ、駅周辺ではNTTドコモ四国愛媛支店によるおサイフケータイ型「モバイルい~カード」の積極的な宣伝キャンペーンが行われている。 筆者はさっそく、おサイフケータイを片手に松山市を散策してみた。 風情あふれる路面電車で、いざ出発! 愛媛県松山市は夏目漱石の小説「坊ちゃん」の舞台で知られ、ほかにも松山城や正岡子規記念博物館、道後温泉など観光名所は盛りだくさん。しかも、そのほぼすべてを市内をくまなく走る路面電車とバスで見ることができる。 中でも風情あふれるのが路面電車だ。東京では都電荒川線でしか見られなくなったが、松山市では“市民の足”。観光客向けの「坊ちゃん列車」がある一方
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