人材育成について、もう少し考えてみたいと思います。 個人的な話で恐縮ですが、私は、今年の5月にペンシルヴァニア大学NPOリーダーシップ修士課程(NPL)を修了しました。このプログラムは、非常にユニークで、おそらく次の時代を担うNPOリーダー像を提示していると思われますので、概要を紹介しておきたいと思います。 1.NPLの特色 米国には、NPO経営についての修士課程はいろいろなものが存在します。しかし、その多くは、公共経営や国際開発修士課程の一分科として提供されていて、NPOだけに焦点を絞ったものではありません。また、カリキュラムも、NPO経営として、財務、会計、法制、マーケティング、広報、アドボカシー、人事、ファンドレイジングなどの基本的な知識を習得させ、これに加えて、副専攻で開発や福祉、保健、都市問題などのイシューについて知識を深めさせるという組み合わせが大部分というのが現状です。しかし
#ワークスタイル ジョンズ・ホプキンス大学客員研究員・小林立明さんに聞く「NPOへ転職する前に、ビジネススキルを磨くことが大切」 2013.08.02 小林立明さん(ジョンス・ホプキンス大学市民社会研究所・客員研究員)インタビューシリーズの第3回をお送りします。 第1回では、アメリカにおけるフィランソロピーや社会起業家を取り巻く状況について、そして第2回では、フィランソロピーの最前線において、どのような人材育成が行われているのかについて伺いました。 最終回となる第3回は、小林さんご自身が、どんな想いをもって非営利セクターに飛び込んだのか、そして、NPOやソーシャルベンチャーで働きたいと思う若者へ伝えたいことの2点についてじっくり伺いました。 ■ 第1回:アメリカのNPO・社会起業家の潮流 ■ 第2回:米国NPOセクターの人材育成のフロンティア(前編) ■ 第2回:米国NPOセクターの人材育
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