富貴蘭 鉢 富貴蘭を栽培するのに使う鉢は、たくさんの種類があります。しかし、もともと、富貴蘭というのは着生種のフウランの変異品種として生まれたものなので、木に着生しているフウランのように木付けや石付けにして楽しむ方法もあります。しかし、やはり一般的なのは鉢に植えるというやり方でしょう。その鉢も進化しつつあります。もともと黒いだけの鉢で「黒楽鉢」という鉢がありましたが、その鉢に絵が入ったものを「綿鉢」といいます。この「綿鉢」は、もう芸術作品ですね。価格はピンきりですが、普通に使われている「素焼き鉢」や「プラ鉢」とは、ケタが違います。富貴蘭そのものだけを楽しむのではなく、鉢といったいとなった富貴蘭を楽しむ、というのも醍醐味のひとつなのかもしれません。ただでさえ高価な富貴蘭ですが、鉢にもこだわってしまうとは、通ですね。安いもので4,000円弱で購入できますが、これもやはり、個人個人の趣味ですから