卒業式に向かわれる近所の息子さんに、今日は卒業式ですね、おめでとうございます、とご挨拶させていただいたんですよね。 そこで頑張ったからこそその日を迎えられた訳だから、取り敢えずは、おめでとう、よくやったねっていう意味の言葉をかけて上げてもいいと思うんですよね。 ところが、これが大失敗、これからお話しするのは、去年の春、私が直面した現代社会の卒業事情です。 昔は卒業式と言えば旅立ちのとき、誰もが寂しいながらも期待に胸膨らませていました。 特に、大の勉強嫌いだった私は、これでもう明日から教科書を開かなくていいんだ〜!って喜んだものです。 それが段々、中学や高校、そして大学の卒業式ともなると、体が大きくなった分だけ不安も大きくなる物です。 そして、それぞれの新しい道で頑張って下さいという校長先生や偉い人たちの挨拶も随分聞かせていただいたものです。 そういえば、私の卒業証書、どこへ行ったんだろう、
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