第7章 標準ライブラリ関数 コンパイラメーカがよく使う機能をオブジェクトライブラリとして提供してくれるものを「標準ライブラリ関数」と言います。 入出力、文字列処理、文字処理、数学処理など機能別に多くのライブラリ関数が存在します。 以下にごく基本的でよく使われるライブラリ関数についてまとめます。 尚、入出力関数については、第5章と第8章をご参照下さい。 また、この章で扱わない標準ライブラリ関数については、付録の「標準ライブラリ一覧」で順次扱っていくことにします。 7-1.文字列処理関数 文字列を処理するための関数 文字列のコピー、連結、比較、長さの取得などを行います。 #include <string.h> が必要です。「#include」については「18-2」 を参照してください。 また、詳細に付いては「標準ライブラリ一覧」をご覧ください。 【文字列処理関数】 関数説明使用例 strcpy