病気を治すには治ると信じる強い心が必要と考えます。 「何か上手く行きそう」、「何か良いことありそう」と思っていると、 実際に上手く行ったり、良いことが起きたりすることってありますよね。 逆に、「何か失敗しそう」、「何か悪いことが起きそう」と不安に思っていると、 本当にそのようになってしまうことって多々あると思います。 「頭で考えること」、「心で強く思うこと」、これは、一流のスポーツ選手が行う イメージトレーニングと似ています。一流のスポーツ選手などは自分の成功をイメージし、 実際の大会などで好成績を残していることは広く知られています。現代のスポーツでは、 イメージトレーニングは、好成績を残すための必須のトレーニングと言えます。 同じように病気の治療においても、まず、「病気が治る!」と 信じる強い心が必要です。病気が治っている自分を強くイメージするのです。 それと合わせて、実際に病気を治すた
万能細胞とも呼ばれているiPS細胞(人工多能性幹)の作製効率が、従来の 作製方法の50倍にもアップさせることに成功しました。この実験に成功したのは、 米国ミネソタ大学の桔梗伸明准教授らの研究チームです。このニュース報道が あったのは、2011年7月6日(水)です。今回の実験では、筋肉の細胞を作っている 遺伝子の一部を使用。iPS細胞(人工多能性幹)の作製に必要とされている遺伝子の 配列に、「MyoD」と呼ばれている、筋肉の細胞が作られるときに働いている 遺伝子の一部を合体させ、皮膚の細胞に組み込んでみました。すると、これまでは、 約2週間かかったiPS細胞の作製日数が5日に短縮され、そして、iPS細胞の 作製効率が約0.3%になりました。これは、従来のiPS細胞の作製方法の実に 50倍です。MyoDと呼ばれている遺伝子は、皮膚の細胞を筋肉の細胞として 変化させることができるという特徴的な性
米国や欧州で、武田薬品工業株式会社製の糖尿病治療薬「アクトス」を 長期間服用すると、膀胱癌(ぼうこうがん)の危険性が高まる可能性があると、 指摘されました。この件で、厚生労働省にある調査会は、2011年6月23日に、 医師たちに、膀胱がん患者へのこの糖尿病治療薬「アクトス」の使用を 控えるように求める方針を決めたとのニュース報道がございました。 このニュース報道があったのは、2011年6月23日です。なお、厚生労働省は、 翌6月24日にも医師向けの説明書を改訂しました。また、武田薬品工業株式会社 には、治療薬の医師向けや患者向けの説明書に、膀胱がんを併発している 患者へのこの治療薬「アクトス」の使用を控えることを明記するように指示し、 治療薬を使用中の患者は、尿検査などを定期的に行い、膀胱癌の症状が 出ていないかどうかを確認するように指示しました。なお、糖尿病治療薬 「アクトス」と同じ薬の
糖尿病の遺伝異常が発見され、この遺伝異常により、糖尿病の発症リスクは、 なんと14倍以上になるとのニュース報道が、2011年6月23日(木)にございました。 遺伝異常を発見したのは、東北大大学院医学系研究科の研究グループで、 2型糖尿病の患者に高頻度で認められる全遺伝情報(ゲノム)構造の異常を 発見しました。これまで、2型糖尿病が発症するのは、遺伝的な要因が強く存在 すると考えられていましたが、それを証明できませんでした。今回の発見は、 2型糖尿病の解明に大きく貢献すると期待できます。また、簡単に行える検査方法を 確立できれば、糖尿病の発症予防に対しても大きな期待が持てます。 行われた研究内容は、まず、2型糖尿病を発症した年齢が35歳未満の日本人 100人と、年齢が60歳以上で糖尿病の診断歴が全くなく、家族にも糖尿病の 患者がいない100人を比較してみました。すると、染色体(第4染色体)の
皮膚の細胞から比較的短期間(約半月から1ヶ月程度)で、神経細胞を作製する ことに、慶応大学の研究チームが成功したとのニュース報道が、2011年6月15日(水) にございました。ニュースの詳しい内容ですが、人間の皮膚の細胞や実験用の マウスにiPS細胞(万能細胞)を作る時に使う4つの遺伝子を導入し、神経幹細胞 の増殖や細胞の変化などに関わっているタンパク質を使い、培養溶液などを 工夫してみたところ、比較的短期間で、グリア細胞や神経細胞のニューロンの 作製に成功しました。(約18~約30日で作製できました。) これまで、 iPS細胞経由で人間の皮膚細胞から、同じように、グリア細胞や神経細胞の ニューロンを作製する場合は、約4ヵ月から約6ヵ月かかっていました。 今回の作製方法だと、これまでの4分の1以下の時間で作製が可能です。 今回の作製方法は、緊急時の治療などへの応用が期待されています。例えば
コレステロールとは、動物性ステロール(ステロイドのアルコール)の 脂質成分のことです。血液の中の血管の壁にコレステロールが沈着する ことで、心筋梗塞や動脈硬化などの要因となります。今回、悪玉の コレステロールよりも強力な、新種の「超悪玉」コレステロールが 悪さを働く仕組みを英ウォリック大学の研究チームが突き止めたとの ニュース報道が、2011年5月30日(月)にございました。新種の超悪玉 コレステロールは、高齢者の血中や2型糖尿病の患者の血液中から 最近、見つかりました。この新種の超悪玉コレステロールの特徴としては、 悪玉と言われているLDLコレステロールよりも分子が小さく、比重が やや高いです。この新種のコレステロールをさらに詳しく調べたところ、 LDLコレステロールと糖が結びついて表面の形が変化し、新種の 超悪玉コレステロールに変わりました。変化した新種のコレステロールは、 血液中の血
胃瘻(いろう)の認知症患者の約2割は、食べる機能が改善することが 厚生労働省の研究班の調査で判明したとのニュース報道がございました。 このニュース報道があったのは、2011年05月28日土曜日です。胃瘻(いろう) とは、主に口から食事を摂ることが困難になってしまった患者に対して、 胃と皮膚に瘻孔作成し、チューブを投資て、栄養分や水などを流入させる ことを言います。今回の調査結果から、胃ろうの認知症患者の約2割は、 食べる機能が改善することが分かり、患者自身や家族は、どの程度の割合で、 食事する機能が回復するのか推測できるようになりました。なお、早期の 認知症患者の場合、約3割は、食事する機能が回復するとのことです。 調査の方法ですが、全国にある53カ所の中核の病院で、2006年1月から、 2008年12月までに、入ろう胃ろうの認知症患者計1353人を対象に 調べました。調査が可能だった人数
万能細胞、いわゆるiPS細胞を使わずに、人間の皮膚の細胞を使って、 神経細胞を作成することに成功したとのニュース報道が、2011年5月27日(金) にござました。このニュースを報道したのは、朝日新聞と読売新聞です。 このニュースの詳細ですが、米スタンフォード大の研究チームが、人間の 皮膚に4種類の遺伝子を入れることで、iPS細胞を使わずに直接、 神経細胞に変化させることに成功したとのこと。この直接変化させる方法は、 「ダイレクト・リプログラミング」と呼ばれています。 そして、その「ダイレクト・リプログラミング」で神経細胞の作成に 成功したのは、今回が初めてとのこと。(ダイレクト・リプログラミングでも、 血液の元となる細胞を作る実験は、他のチームが成功しています。) iPS細胞(万能細胞)は、なぜか癌化してしまうことがあったが、 今回の方法は、iPS細胞が癌化する危険性を減らせる可能性があり
脳梗塞の治療で、血管や血液になる幹細胞を増やすための薬を使うことで、 脳梗塞の発症後の後遺症を大幅に軽減することに東海大学の研究チームが 成功したとのニュース報道がございました。このニュース報道は、2011年 5月28日(土)にありました。この研究の内容ですが、前術した幹細胞を増やす 薬は、白血病の治療にも使われている薬で、この薬を投与することで、 脳神経細胞の壊死を防いだり、脳神経細胞が再生したりする効果があり、 発症後の後遺症が大幅に軽減したというもの。脳梗塞という病気は、 脳内にある血管が血栓(血の塊)などで詰まり、脳細胞が壊死してしまう 病気です。脳梗塞で亡くなる方は、年間8万人程度。脳梗塞を治療し、 助かっても、手や足にマヒが残ったり、言語障害になることが多いです。 今回の新しい治療方法で、短時間で、脳内の血流を回復できれば、 脳機能が戻る可能性が高まります。このため、脳梗塞の急
人工多能性幹細胞…いわゆるiPS細胞ですが、振りかけるだけで、 簡単に作ることに大阪大学の研究チームが成功したとのニュース報道が 2011年5月27日(金)にありました。研究内容ですが、振りかける物質は、 リボ核酸(RNA)と呼ばれている、遺伝子の働きを制御する分子の 断片を使うとのこと。この分子の断片を含む溶液を細胞に振りかける だけで良く、簡単で安全性が高い作成方法と言えます。これまでの ウイルスを使った遺伝子組み換え技術の手法とは違って、今回の手法は、 細胞内にある遺伝子を傷つける心配がなくなり、iPS細胞のがん化の 危険性も低いとのことです。今回の研究で、将来的には、iPS細胞 (人工多能性幹細胞)を簡単に作る試薬の開発などにも使えるとのこと。 研究成果は、5月26日付の米国の科学学誌「セルス・テムセル」 (電子版)で発表されました。振りかけるだけでいいとは、とても簡単 で素晴らし
【ニュースの内容まとめ】 新型万能細胞… いわゆる「iPS細胞」は、その細胞がさまざまな細胞に 変化することができ、再生医療への応用に大きな希望と期待がある医療技術です。 その新型万能細胞(iPS細胞)を人間の皮膚から作成する際、特定の細胞だけが、 新型万能細胞(iPS細胞)になることを、東北大学の研究チームが突きとめた との医学ニュースの報道がございました。今回判明した研究結果は、いままでの、 「細胞に特殊な遺伝子を組み込むことで細胞は万能性を得る」という従来説 (山中伸弥 氏、京都大学教授らの従来説)を覆す可能性があるとのこと。 東北大学の研究チームは、新型万能細胞などと同じ性質の万能性を持つ細胞が、 皮膚などにもともと含まれていることを発見。その発見した細胞の名称を、 「ミューズ細胞」と名付けました。今回の研究結果は、5月31日火曜日の 米国科学アカデミー紀要で
【ニュースの内容まとめ】 日本では未承認の不活化ワクチンを急性灰白髄炎(ポリオ)の治療に導入するか どうかを検討するための検討会を設置すると厚生労働省は決めました。 この検討会は、専門家やポリオ患者らで作るとのことです。現在、国内で 治療のために使われている「生ワクチン」は、一定の間隔で2回ほど接種を 行っています。今回の検討会では、急性灰白髄炎(ポリオ)の治療に、 「不活化ワクチン」が導入された場合に、すでに、「生ワクチン」を接種して いる患者にはどう使用するのか…など、「不活化ワクチン」の使用における 問題点と対処法を事前に取り決めておきます。これは、導入が決まったときに 混乱を生じさせないためです。これまでの生ワクチンは、接種後に稀にですが、 手足の麻痺などが生じるケースがありました。不活化ワクチンは、生ワクチンに 比べて安全性が高いとされています。このため、日
厚生労働省は、2011年5月26日(木)に行われた同省の予防接種部会の会合で、 日本での導入が遅れている急性灰白髄炎(ポリオ)の「不活化ワクチン」の 認証は早くても来年度になる見通しとなることを明らかにしたとの ニュース報道がございました。これまで海外では、急性灰白髄炎(ポリオ)の 不活化ワクチンは標準的に使われいるのですが、日本でのこのワクチンの 導入が遅れています。現在、日本で行っている定期予防接種では、 毒性の弱いポリオウイルスを使って作った生ワクチンが利用されています。 しかし、この生ワクチンは、予防接種の際、ごく稀にポリオを発症させて しまい、手や足などにマヒが残る場合があります。このため、ポリオ発症の 危険性を避けるために、生ワクチンではない、不活性化ワクチンを海外から 個人輸入して予防接種に使う小児科医が増えてきているとのこと。 現在は、国内にある4社が、3種混合ワクチンにポ
生命保険会社が、がんにかかった人から実際にかかった癌の治療費と、 がん治療にかかる治療費の予想していた額を調査してみたところ、 がんにかかった人の実際に治療にかかった費用は、50万円程度だったのが、 もっとも多く、治療費の予想していた額は、300万円程度か、それ以上と 予想していたことがわかったとのこと。このニュース報道は、2011年5月7日(土)で、 この調査を行ったのは、アフラック(アメリカンファミリー生命保険)です。 細かい調査結果は、がん治療にかかった費用(入院費や食事代なども含む)は、 50万円程度が36.3%と最多で、100万円程度が、29.5%と続きました。 そして、治療費の予想していた額は、300万円より多いと予想する人が、 32.1%と最も多かった。300万円程度と予想した人は、21.1%で、 予想としては2番目に多かった。この上位2つの予想を合わせると、がんの治療費が、
不妊の治療として使われている体外受精培養液に、有害な化学物質が 含まれていることがわかったとのニュース報道がございました。 報道された日は、2011年5月22日(日)です。ニュースの内容ですが、 厚生労働省の研究班の研究調査の結果、不妊治療用の体外受精培養液には、 母親の血液の10倍から100倍もの有害な化学物質が含まれている ことが分かったとのことです。実験用のマウスの細胞を使って実験を行った 結果、遺伝子の働きに影響を与えることが確認できました。 厚生労働省の研究班は、培養液60種類それぞれについて、有害性が 指摘されている化学物質の濃度を分析しました。今回の研究成果は、 5月27日に香港で開催される生殖医療の国際学会で発表されました。 この「不妊治療の体外受精培養液に有害な化学物質」 に関するニュース記事リンク http://www.yomiuri.co.jp/science/new
2011年5月20日(金)に、歯周病が動脈硬化症を悪化させる との研究結果が出たとのニュース報道がございました。 研究結果の内容ですが、新潟大学大学院医歯学総合研究科の 研究グループが、マウスを使って実験を行い、歯周病原細菌を 感染させたマウスと感染させていない正常なマウスを比べて みたところ、歯周病を感染させたマウスは、血液に含まれる 善玉コレステロールの量が半減したとのこと。そして、なんと、 大動脈の悪玉コレステロール蓄積面積が、歯周病に感染していない 正常なマウスの2.25倍もあったのこと。これにより、 歯周病を感染させたマウスは、動脈硬化の症状が著しく 悪化していることを実験の結果から突き止めました。 今回の実験結果で、歯周病が動脈硬化症を悪化させる メカニズムが分かったことで、歯周病の予防や歯周病の治療が、 動脈硬化症対策にも効果があることが分かりました。 歯周病の病原菌が善玉コ
万能細胞と呼ばれているiPS細胞に拒絶反応が出た事例があることが、 2011年5月14日(土)の各新聞社のニュース報道でございました。 ニュースの内容ですが、米カリフォルニア大サンディエゴ校がマウスで 実験をしたところ、免疫による拒絶反応を引き起こす例があることを、 明らかにしました。マウスの胎児に遺伝情報が同じiPS細胞を注射 したが、免疫拒絶反応が起きたとのこと。遺伝情報が同じなら、 体が免疫拒絶反応を起こさないはずなのだが、複数のマウスでも、 同じように拒絶反応が起きたとのこと。これまでは、自分自身の細胞から 作成したiPS細胞の移植では、拒絶反応が起きないと考えられていました。 今回の実験結果により、iPS細胞を使った再生医療に対して、新しい課題 が出来たと言えます。iPS細胞は、京都大の山中伸弥教授が開発したもので、 人間の体のさまざまな臓器や組織になり得る細胞のため、治療への応
2011年5月19日(木)に、がん患者の医療費の負担を軽減するために、 厚生労働省が「高額療養費」の拡充を検討を行うとのニュース報道が ございました。内容は、医療費の窓口での負担が一定額を超えた場合は、 払い戻しを受けらるようにする高額療養費制度の拡充などの改革案を 議長である菅首相に提出したとのことです。これは、先の5月12日に 公表された社会保障改革案をさらに補強もので、5月23日に年金分野 などの検討を行い、5月30日にも社会保障の全体の改革最終案と、 それに必要な財源を洗い出してまとめるとのこと。 今のところ必要な財源は、「初再診時定額負担制度」と言う、 外来患者の窓口負担に数百円程度の少額を上乗せする方法の導入で、 捻出することを検討しているとのことです。ただ、国民から 首相としての能力がまるで無いと見放されている菅総理が議長なだけに、 これらの改革案がちゃんとまとまるかどうかは
認知症の予防には、体を動かす趣味が予防効果があるとのニュースが、 2011年5月10日(火)に読売新聞のネットのニュース記事でありました。 内容は、星城大学の教授が65歳以上(平均73歳)の男女9720人 を対象に調査した結果、何らかの趣味のある人は、趣味が無い人に比べて、 認知症になる割合が半分程度であることが調査結果でわかったとのこと。 そして、趣味の種類別に着目したところ、全体的に見て体を動かす趣味の方が、 より認知症の予防効果が高い傾向があるとのことでした。 今回の調査結果から、認知症を予防するには、体を動かすスポーツや、 園芸などがおすすめとのこと。体を動かせば、脳も活性化しやすく、 また、体調維持にもちょうど良いですね。 この「認知症予防にはには体を動かす趣味が良い」に関する ニュース記事リンク http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?
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