東京・新宿の路上で「かばんを奪われた」などと虚偽の110番をしたとして、警視庁戸塚署は8日までに、軽犯罪法違反容疑でNHKの女性記者(28)を書類送検した。同署によると、女性記者は「会社の携帯電話をなくしたことがばれるのが嫌だった」と話しているという。女性は警視庁の取材などを担当していた。 送検容疑は11月9日午後10時45分ごろ、新宿区内の路上で「自転車に乗った男にかばんを奪われた」などと、虚偽の110番通報をした疑い。 同署によると、現場付近の防犯カメラを解析したが、女性記者がかばんを奪われた画像はなかった。