JR東京駅構内に設置された曲がったディスプレー=2日午前、東京・丸の内、林敏行撮影 紙のように曲げても鮮明な動画などを映しだす「動くポスター」が2日、JR東京駅構内に設置された。将来的には柱に巻き付けて使うことなどを視野に入れた特殊ディスプレーの実証実験で、「電子看板」の可能性を探る試み。 縦2メートル、横3メートル、表示フィルムの厚さ約1ミリの画面に、静止画や動画などが次々にあらわれ、乗降客が足を止めて見入っていた。 実証実験はディスプレーを開発した篠田プラズマ(神戸市)とJR東日本企画が共同で実施。4日まで東京駅・丸の内地下中央改札口で続ける。