トヨタ自動車の豊田章男社長(左)に、電気自動車のスポーツカー「ロードスター」を贈呈するテスラ・モーターズのイーロン・マスクCEO=12日午後、東京都港区、水野義則撮影 トヨタ自動車と米電気自動車(EV)ベンチャーのテスラ・モーターズが、EVでの連携事業を本格化させる。近く米自動車ショーで共同開発のEVを公表。12日に東京都内で会見したテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、今後は生産技術面でトヨタとテスラが協力する可能性を示唆した。 テスラとトヨタは、今月中旬の米ロサンゼルス自動車ショーで、トヨタのスポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」にテスラのシステムを組み付けたEVを公開。2012年にトヨタブランドで販売する見通しだ。 テスラは、トヨタと米ゼネラル・モーターズ(GM)の旧合弁工場(米カリフォルニア州)の一部設備をトヨタから購入しており、新型EVの生産を同設備で請け負