Google.orgは10日(米国時間)、第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)において、衛星画像をベースに森林の変化をモニター・分析するオンライン・プラットフォームのプロトタイプのデモを公開した。 地球温暖化対策では二酸化炭素の排出量に注目が集まりがちだが、その吸収源である森林を増やす、または減らさらない努力も必要になる。そこで森林大国である途上国の森林保護に排出権を割り当てるREDD(Reducing Emissions from Deforestation and Forest Degradation in Developing Countries)がCOP13から注目され始めた。森林保護で得た排出権を排出量抑制義務のある国に売却することで、森林伐採を減らした分の利益を得られる。Google.orgが公開した技術は、このREDDを機能させる上で不可欠な、森林の変化を世