動物病院には常駐の動物スタッフがいることがある。モロッコにある病院にはオス猫のリコがいて、その高い共感力と包容力で患者たちの心と体を癒し続けている。 リコは不安でいっぱいの子猫たちをやさしく体で抱え込む。子猫たちはたちまち心が安定し、適切な治療を受けることができる。 病院のスタッフは、リコがそばにいることで、怪我した子猫たちのストレスが緩和され、治りが早くなっているように感じるという。
![猫界のナイチンゲール。モロッコの動物病院で献身的に患者の心と体を癒すオス猫 : カラパイア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/91dfc2906a728540b8224810e51d960cf08ad3d2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fkarapaia_zaeega%2Fimgs%2F0%2Fd%2F0df3a975.jpg)
トルコの路上で母親を亡くしたロバの子供がいた。孤児になったロバは何日も何日も母親の亡骸から離れようとせず、誰かが助けの手を差し伸べてくれるのを待っていた。 悲しそうなロバに心を痛めた学校教師が、保護区を運営する男性に相談し、引き取ってもらうこととなった。 そこにはたくさんの仲間たちがいた。もともと愛情深いロバは、注がれた愛情にたっぷりの愛情を返した。男性の姿を見ると犬のように慕い、立ち上がって抱きしめるようになったという。
飼い主の身を案じ、常に共にありたいと願う犬は、時に病院に搬送される飼い主が乗った救急車を、追いかけ続けることがある。時には救急車に飛び乗ったりする。 アメリカ、カリフォルニア州で、救急車に乗せられた危篤状態の男性が飼っているとされる小さな犬も、病院まで必死に追いかけてきた。 犬は飼い主が亡くなってしまったことを知らず、病院の玄関先で何日も、飼い主が出てくるのを待っていた。 心配した医療関係者らは10日後、犬を保護することに成功した。衰弱していた犬は、保護施設へ搬送され、徐々に健康状態を回復しているという。
パプアニューギニアの沖合で発見された小さな球形の物体は、史上初めて地球に飛来したことが確認された恒星間天体の破片の可能性があるという。 太陽系ではないどこかの恒星から旅立ち、何光年もの宇宙の旅路の果てに、この地球にまでたどり着いた可能性があるということだ。 これがハーバード大学の高名な天文学者アヴィ・ローブ博士らが、「インターステラー・メテオ1(IM1)」や「CNEOS 2014-01-08」と知られる流星の残骸から導き出した結論だ。 はたしてこの主張が本当に正しいのかどうか、最終的な結論はまだ出ていない。だが少なくとも、懐疑的な意見も含め、科学界では議論が大いに盛り上がっているようだ。
酷使されて亀裂が入った金属が、いつの間にやら自分で傷を治してしまう。まるでSFの世界にあるような、驚くべき金属の自己修復能力が明らかとなった。 少なくともナノレベルの極小世界なら、金属が自分で亀裂を修復するというこの発見は、材料科学においては革命的なものだ。 これはプラチナの破片に亀裂が入る様子を観察していた科学者が偶然発見したものだ。 もしもこの金属の自己修復能力をうまく利用することができれば、何もせずとも自然に治るエンジンや橋など、もっと耐久性のある機械や構造物を作れるようになるかもしれないそうだ。 サンディア国立研究所とテキサスA&M大学の研究チームによるこの前代未聞の発見は、『Nature』(2023年7月19日付)で発表された。
鳥たちの卵を孵化させ子育てをしたいという本能はとても強い。前回、石を卵と思って温め続けていたオスのハクトウワシに、孤児のヒナを託したところ、熱心にお世話をするようになったという話をお伝えしたが、今回はフクロウの話だ。 アメリカの野生動物保護施設で暮らしているスニッカーズというメスのフクロウは、毎年、子育ての季節になると卵を産むのだが、パートナーがいないため無精卵となってしまう。 そうとは知らず、孵るはずのない卵を一生懸命温め続けている。 ちょうどその時、近くの農場で孤児になった生まれたばかりのフクロウのヒナがこの施設に保護された。幼いヒナには母親が必要だ。その白羽の矢が立ったのがスニッカーズである。
アメリカン・アキタという犬種のクマがグルーミングサロンにやってきた。体をきれいに洗ってもらい、乾かし、毛並みを整え、爪を切ってもらう。 犬なのにクマというのはちょっと紛らわしいが実際にちょっとクマに似てたりなんかする。 最初はおとなしく真顔でシャンプーをされていたものの、乾かす段階に入りドライヤーを当てられたところ、何とも言えない至福の表情を浮かべた。 クマはどうやらドライヤーが好きらしい。そのうっとりとした表情がYoutubeに投稿されると大人気となった。
アメリカのアリゾナ州フェニックスで散歩をしていた撮影者さんは、一羽の鴨が「グヮッ、グヮッ」と鳴きながら、真っすぐこちらを見ているのに気づいた。何やら訴えたいことがあるらしい、でも何だろう? 不思議に思った撮影者さんだが、すぐにその理由を理解した。排水溝の格子の下から、弱々しい小さな鳴き声が聞こえて来たんだ。
アメリカ・カリフォルニア州のチャネル諸島の最南端に位置するサンクレメンテ島とその周辺には、多くの野生の鳥や動物が生息している。 野生動物研究所では動物たちを保護するために観察カメラを設置し、モニタリングを続けている。 ある日、スタッフの女性がハクトウワシの巣の映像をチェックしたところ、3羽いるうちのヒナの1羽がいなくなっていることに気が付いた。 そこで様子を見に行くと、そのヒナは巣から落ち、滝近くの崖の途中の岩の上にいるところを発見。幸いにも大きな怪我もなく健康そうな様子だった。 スタッフは、母鳥が落ちたヒナを生き延びさせようと、ヒナのいる場所に上から餌を落として与え続けていたことを知り、我が子を思う愛情の深さに感動したという。
とってもやさしくて友好的なゴールデン・レトリバーは、人間はもちろん、他の動物に好かれる存在でもある。 3匹のゴールデン・レトリバーを飼っている女性は、そのうちの1匹がアカリスと友達になりたがっていることに気付いた。 おやつにナッツをあげたり、自分のお気に入りのおもちゃで、おもてなしたりしようとする飼い犬とリスの間には、やがて信頼関係が築かれ、友情が育まれるようになったそうだ。 何年経っても続いている2匹の友情を、飼い主はいまも見守り続けているという。
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