東京大学地震研究所の研究グループは3月28日、東京都武蔵村山市などの工場跡地で調査中の活断層「立川断層帯」について、コンクリート構造物とみられる跡を誤って「活断層を確認した」と公表していたと発表した。2月の一般公開の際に水平方向に動く「横ずれ断層」の可能性が高いとしていた見解も撤回し、「社会に混乱を与えた。大変申し訳ない」と陳謝した。プロであるはずの研究者がなぜ間違ったのか。「催眠術にかかって
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環境省は8日、岩手県陸前高田市から宮城県名取市にかけての沖合計7地点で実施した放射性物質のモニタリング調査で、海底の土1キロあたり最大1380ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。一方、海水からはどの地点でも検出されなかった。 調査したのは陸前高田市、宮城県気仙沼市、南三陸町、石巻市、仙台市、名取市の沖合10キロもしくは20キロ地点の海底の土と海水。土には放射性セシウム134が1キロあたり検出限界以下~620ベクレル、同137が24~760ベクレル含まれていた。いずれも濃度が最も低いのは陸前高田市沖、最も高かったのは石巻市沖だった。 海底の土からの検出について、同省は「原発事故で大気中に放出された放射性物質が落ちてきたか、海洋に漏れ出した高濃度汚染水が原因ではないか」と指摘する。【江口一】
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