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自分の職業が大好きだから、セットの上に立ったら、 自然と全身全霊で尽くすよう追い込まれる 取材・文: シネマトゥデイ 写真: 秋山泰彦 犯罪者の一族に生まれたという生い立ちと決別するため警察官となった男は、覆面捜査官としてマフィアへの潜入捜査を命じられる……。マーティン・スコセッシが描くハードボイルド『ディパーテッド』で、レオナルド・ディカプリオは、善良な心を持ちながらもマフィアとして凶悪な犯罪に手を染めていく主人公ビリーの苦悩を、表情を変えずに、まなざしの動きのみで見事に表現した。役者としての真骨頂を示した熱演に、早くもアカデミー賞の声もあがっているディカプリオに話を聞いた。 ADVERTISEMENT 僕は自分の職業が大好きQ:素晴らしい才能の持ち主であるあなたでしたが、本作での演技で、役者としてさらなる躍進を遂げましたね。デビューから10年以上たった今も変わらず進化しつづける秘訣を教
週末に公開される話題の映画の中から、気になる人物をクローズアップしてご紹介します。日本でも多くのファンに愛されているジョニー・デップ。アメリカでも彼を崇拝する役者は星の数ほどいるといいます。そこまでリスペクトされるジョニーの秘密。それは、どんな役柄でも最高に魅力的なキャラクターに変えてしまう魔法のような演技力。代表的な変人キャラは記憶に新しい『チャーリーとチョコレート工場』もしくは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』。あんなにかっこいいのに、どうして?! と思ってしまうほど壊れたキャラクターがピッタリはまってしまう不思議なジョニー。今週は、彼がこれまで挑戦した知る人ぞ知る奇人変人キャラヒストリーをご紹介します! ジョニーの奇人変人キャラ好きのきっかけになった(?)ともいえる作品が1991年に日本で公開された『シザー・ハンズ』。 手がでっかいハサミになっている人造人間のエドワードと、人間の女の
『バルトの楽園(がくえん)』の魅力のひとつは、日独実力派俳優たちによる豪華共演。 そこで、本作を機にブレークすること必至の気になる男前ドイツ人スター、オリバー・ブーツとコスティア・ウルマンを徹底解剖! ついでに、注目の若手から国際的に活躍するベテランまで、ドイツ映画界が生んだすてきな男前たちも紹介します。 ドイツ海軍砲兵大隊上等水兵カルル・バウムを演じている35歳のオリバー・ブーツ。カルル・バウムは収容所での生活に耐えられず、脱走を図る反抗的な捕虜というキャラクター。そんな彼が松江所長や地域住民の温かい対応に心動かされていくさまが、オリバーによって繊細に演じられている。なかでも、かつてパン職人だったカルルが松江所長の取り計らいで収容所内のパン職人となり、涙を流しながらパンを精一杯こねるシーンは女性の心をギュッとつかむこと必至! また、映画の中では、たどたどしい日本語が母性本能をくすぐるオリ
12年ぶりのキスは、友だち同士のキス? 取材・文:シネマトゥデイ 全米のみならず、世界中を熱狂させた『スピード』のキアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロックが、静かな大人のラブストーリー『イルマーレ』で12年ぶりの共演を果たした。2年という時を隔てた恋人たちを描いた本作は、一足早く公開された本国でも大ヒット。普段は、食事に行ったり、飲みに行ったりするほど、大の仲良しというキアヌとサンドラが、プロモーションのため来日した。インタビュー前日のプレミアでは多くのファンの歓迎を受けて大感激したという2人が、笑顔でインタビューに応えてくれた。 ADVERTISEMENT 変なオーディションでの初対面Q:『スピード』から12年経ちましたが、お互いの初印象をまだ覚えてますか? キアヌ(以下:キ):うん。ええと、確か、『スピード』のオーディションで初めて会ったんだけど、それはそれは、ガッツのある元気いっぱいな若
週末に公開される話題の映画の中から、気になる人物をご紹介します。今週は、9月23日公開の『サムサッカー』で奇妙な歯科医にふんしたキアヌ・リーヴスをクローズアップします。40代に入っても、その人気は衰えず、女性ファンの圧倒的な支持を得ている、キアヌ。寡黙で、私生活もいたって地味な上に、いまだ独身(!!)……そんな、ミステリアスな彼の素顔をのぞいてみましょう! キアヌは小さいころ、レーサーになるのが夢でした(ほかには、発明家、核科学者、オーケストラの指揮者にもなりたかったそうです)。事実、根っからのバイク好きでスピード狂としても有名。若いころ、バイクを譲ってくれたある男に連れられ、暴走族の集会に出席し、約500台のバイクで走り回った経験もあります。今まで、生死にかかわる事故を起こしているわ、暴走して逮捕されるわ、おまけに警官に暴行加えちゃったりしていますが、これも、若気の至りってことで。 そん
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