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書評に関するginyuuのブックマーク (2)

  • 思考こそが世界を救う 『ハンナ・アーレント』 - HONZ

    まず、ここ数年の間に読んだなかで、いちばん感銘をうけたといっておこう。憲法改正に、在日差別に、いろいろなバッシングに、新しい視点を与えてくれた。人間の『複数性』が重要であると。そして、『思考欠如』は罪悪であると。 ハンナ・アーレント。どれくらいの知名度なのだろう。恥ずかしながら、昨年、この名を冠した映画を見るまで、その業績はおろか名前すら知らなかった。タイムラインで何人もが絶賛している映画を観に行った。しばらく席をたてないくらい息がつまるような内容であった。 ナチス親衛隊の一員として数百万人のユダヤ人を収容所に送ったアイヒマン。1960年に亡命先のアルゼンチンにおいてイスラエルの諜報機関モサドによって拘束、エルサレムに送還され、裁判をうける。アーレントはその裁判を傍聴し、ニューヨーカーにレポートを書く。しかし、その内容ゆえに、ユダヤ人の友人すべてを失う。 これが映画のあらすじだ。自分自身

    思考こそが世界を救う 『ハンナ・アーレント』 - HONZ
  • 【読書感想】ハンナ・アーレント - 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ハンナ・アーレント - 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者 (中公新書) 作者: 矢野久美子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/03/24メディア: 新書この商品を含むブログ (31件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 『全体主義の起原』『人間の条件』などで知られる政治哲学者ハンナ・アーレント(1906‐75)。未曽有の破局の世紀を生き抜いた彼女は、全体主義と対決し、「悪の陳腐さ」を問い、公共性を求めつづけた。ユダヤ人としての出自、ハイデガーとの出会いとヤスパースによる薫陶、ナチ台頭後の亡命生活、アイヒマン論争―。幾多のドラマに彩られた生涯と、強靱でラディカルな思考の軌跡を、繊細な筆致によって克明に描き出す。 ハンナ・アーレントとは、何者なのか? 昨年、映画『ハンナ・アーレント』が日で公開され、あらためて注目されたそうなのですが、僕はこの新書を読んで、その映画

    【読書感想】ハンナ・アーレント - 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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