米Adobe Systems社は、デジタル写真関連ソフトの雄だ。デジタルカメラ全盛の世の中にあって、同社の重要性は一段と高まっている。そのアドビが目指す「未来の写真」とは何か。プロフェッショナル デジタルイメージングプロダクト プロダクトマネージメント担当バイスプレジデントのケビン・コナー氏が来日し、同社の目指す方向性について話した。 今回のコナー氏の話は、その大きな変化をもたらすためにAdobeが進んでいく方向性の「ヒント」(コナー氏、以下同)であり、Photoshopなどの同社製品に組み込まれるかは、現時点ではまだ分からない。 なお、同様の話は、2007年にデイブ・ストーリー氏がインタビューで語っており、今回はそのアップデートも含んでいる。 ■ まったく新しい“写真”へのアプローチ コナー氏は、写真業界にとって「これからの10年の変化に比べれば、これまでの10年の変化は小さい」と指摘す