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生物学に関するgitanezのブックマーク (10)

  • 生物から見た世界/ユクスキュル: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 『生物から見た世界』は1934年に、動物比較生理学者であったドイツ人のヤーコブ・フォン・ユクスキュルによって書かれた、科学の古典的な一冊です。 こので、ユクスキュルは、行動は生物にとって刺激に対する単なる反応ではなく、生物の主体的な知覚が生み出す「環世界」との相互作用であると主張しています。 生物をさまざまな「知覚道具」や「作業道具」のみが埋め込まれた機械のような構造体としてみるのではなく、すくなくともそれらの機械の操作系である主体性がともに埋め込まれたものであると見做すことで、ユクスキュルは独自の思想である「環世界」というものを生み出しました。 しかしそうなれば環世界に通じる門はすでに開かれていることになる。なぜなら、主体が知覚するものはすべてその知覚世界になり、作用す

  • 学習や経験の力をなめてはいけない: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 あいかわらずマーク・S・ブランバーグ『能はどこまで能か―ヒトと動物の行動の起源』を読んでます(もうすぐ読み終わります)。 すでに、 失敗するための時間教えてもらう? それとも、学ぶ?天才のひらめきのベールの向こうにあるもの といったエントリーで紹介してきたこのですが、人間を含めた生物の発達と学習、そして、能や生得的性質、行動とそれぞれの種に特有な環境との複雑で相互作用しあう関係性についてとても興味深い示唆をしてくれます。 特に、人の行動の観察からデザインを考える、という人間中心設計について日々考えている僕にとっては、この行動主義的な生物学の研究にはすごく得るものが大きいのです。 特有の環境における体験が特有の性向を生じさせるこのを読んでいて、何より学ばされるのは

  • Amazon.co.jp: 生物から見た世界 (岩波文庫 青 943-1): ユクスキュル (著), クリサート (著), 日高敏隆 (翻訳), 羽田節子 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: 生物から見た世界 (岩波文庫 青 943-1): ユクスキュル (著), クリサート (著), 日高敏隆 (翻訳), 羽田節子 (翻訳): 本
  • 科学のみならず人生全般にも当てはまる教訓: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近、Webサイトのアクセスログ解析からベキ分布の傾向を探ったり、東証1部上場企業のWebサイトを200社あまり調査したりしてみて、あらためて感じるのは、普段、僕らがいかに勝手な思い込みだったり、目に見える範囲の印象だけで物事を判断してしまっているかということです。 科学のみならず人生全般にも当てはまる教訓がふたつある。第一に、よほど注意を払わないかぎり、なじみ深い巨視的な現象から未知の微視的な現象を正しく推し量ることはできない。現実を一皮めくれば、混沌が渦巻いているのである。第二に、数量が一致しても、特殊な条件下では真理の審判の目を曇らせることがある。 これは、科学のみならず、そして人生全般のみならず、マーケティングにも当てはまる教訓ではないでしょうか? まさに「現実を一

  • 最近買った本:8月上旬: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近、買ったをなんとなく紹介。 明らかに読むペースより、買うペースのほうが早い。 ご冗談でしょう、ファインマンさん前からファインマンさんのは読んでみたいと思ってたんですよね。 メタモルフォーゼ―オートポイエーシスの核心/心はどこにあるのかオートポイエーシス関係のは一度読んでおかなきゃって思ってました。そして、やっぱりデネットです。 歌うネアンデルタール―音楽と言語から見るヒトの進化/生きていることの科学こういう進化論や生きているということを問う内容のは最近の定番ですね。上の2つもそうだし。 数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する/経済物理学の発見しいて、マーケティング屋っぽいといえば、この2冊かな。 たくさん買ってますが、傾向はこれまでとあまり変化

  • 「私的所有の生物学的起源」がWeb1.0的すぎる件について : 404 Blog Not Found

    2006年08月05日15:30 カテゴリ書評/画評/品評 「私的所有の生物学的起源」がWeb1.0的すぎる件について 面白いのだけど、事実誤認も多すぎるように思えた。 PICSY blog: 私的所有の生物学的起源 スピーカーをONにしてご覧ください。細胞膜が私的所有の生物学的期限というのは、素晴らしい着想だと思う。私も実は常々考えてきたのだが、先に言ったもの勝ちである(とはいえ、鈴木氏より前に似たようなことを言っていた人もいたように思える)。 しかし、「核が制御の遺伝学的起源」あたりから、生物学的な事実誤認が目立つ。原核生物には核はないが、立派に細胞内環境を制御している。生物の発生そのものが、制御の生物学的期限なのは明らかだ。目の付けどころはよくても、検証がずさん過ぎやしないか あと、一時停止もコマ送りもできないメディアによるプレゼンテーションというのも首をかしげる。議論のたたき台にし

    「私的所有の生物学的起源」がWeb1.0的すぎる件について : 404 Blog Not Found
  • 「私的所有の生物学的起源」の起源について(収斂進化かも): DESIGN IT! w/LOVE

    期限は起源ですが、まぁ、それはいいとして、 細胞膜が私的所有の生物学的期限というのは、素晴らしい着想だと思う。私も実は常々考えてきたのだが、先に言ったもの勝ちである(とはいえ、鈴木氏より前に似たようなことを言っていた人もいたように思える)。 先に言ったもの勝ちとすれば、確かに鈴木さんより先に言ってた人はいると思います。 例えば、これなんてそうでしょう。 自律的代謝を有することに加え、どんな生物も自分をその他すべてのものから識別する多かれ少なかれ明確な境界を持っていなくてはならない。この条件にも、有無を言わせぬ明らかな論理的根拠がある。すなわち、「何かが自己保存の仕事に取り掛かると、直ぐに境界が重要になる。なぜなら、もしあなたがあなた自身を保存することに取り掛かり始めたら、あなたは全世界を保存しようと無駄な努力をしたりするのは望まないからだ。つまり、あなたは境界線を引くのである」(Denne

  • http://blog.picsy.org/archives/000361.html

  • このヒトを見よ 02:内部と外部/境界線の相対性: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 Web2.0を語る言葉の1つに「サイトの垣根を越えたシンジケーション」というものがあります。 その言葉は、具体的には、APIをオープンにすることでマッシュアップを可能にしたり、RSSやトラックバックなどのXML技術によりサイト間の情報のやりとりを簡便化することによるつながりを指していたりします。 Web2.0という環境私はWeb2.0というものを現在のWeb環境とそれを取り巻く外部環境そのものの変化を指す言葉だと思っています。 ですので、「サイトの垣根を越えたシンジケーション」に関しても、「サイトの垣根を越えたシンジケーション」を行うことよりも、「サイトの垣根を越えたシンジケーション」が行われる環境であること、そして、それによってどんな変化があったかを重視します。 私自身は

  • 『眼の誕生―カンブリア紀大進化の謎を解く』アンドリュー・パーカー: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ダーウィンをも悩ませた生物進化における謎。 40億年前に生まれた生命は、なぜ5億4300万年前、カンブリア紀の始まりと同時に、突然爆発的な進化を見せたのか? これまで何人もの進化生物学者が取り組みながら、決定的な解答を得られずにいたこの進化論的な難問に新説を提示したのが、アンドリュー・パーカーの『眼の誕生―カンブリア紀大進化の謎を解く』だ。 パーカーによれば、生物が多様な外部形態のデザインをもつ形で進化したのは、全10章からなる生物進化史の9章目でしかないという。 そこに至るまでの長い道のりはすべて内部体制に進化史の章は費やされたそうだ。 具体的には、40億年以上前に生まれた地球に発生した生命は、カンブリア紀の5億4300年前からのわずか500万年間を境にして、それまではた

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