ふと思った。 朝から晩まで、「どの仕事のために 今これをやっているのか」と文脈付けられた ことばかりじゃないか。 文脈から自由な、勝手に魂が動き出すような 時間を確保しないと、やって られないと思って、即日実行したい! と思いながら歩いていった。 誰にも会わずに、一人で閉じこもるのは 得意なはずで、 どんな地下室の手記でも書いて見せるから、 さっそく・・・と思って予定表を見ると 何やらびっしり文字が書かれており、 真白き大地はどこにもない。 しかし、こういう時に現実とは異なる 仮想を想像することは昔から得意だったのであって、 空想の中ではコンサートをやめてカナダの 湖の畔に一人住むグレン・グールドである、 と思うことにした。 午前。 量子重力や情報幾何、ツイスターの 専門家であるDorje Brodyと、Julian Brody と会って議論した。 二人とも香港生まれでJulianなどは