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進化論とbrandingに関するgitanezのブックマーク (5)

  • 私的インフォメーション・アーキテクチャ考:12.意味の生成: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 遺伝子のもつ利己的な性質について最初に述べたのは、リチャード・ドーキンスでした。しかし、遺伝子が利己的であっても、そうした遺伝子が利己的であるとは限りません。実際、僕たち人間は、決して少なくない頻度で利他的なふるまいをみせることがあります。そして、それはヒトだけでなく、他の動物にも見られる傾向だといわれています。しかし、利己的な遺伝子をもつ生物が利他的な行動を進化させたのはどういうわけでしょう? 利己的な遺伝子が利他的な行動の意味を発見するには利他的行動の進化を説明する利己的な遺伝子の物語として次のようなものがあります。 天敵の出現を声を出して仲間に伝える見張りのサルは、声を発することで死ぬ確率が高くなります。進化論的にみれば天敵を前に声を発する性質をもった遺伝子が自然淘汰

  • パースの記号学とホフマイヤーの生命記号論とブランドの関連性: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 先ほど「ブランド・アーキテクチャとパースの記号論」ですこし書きましたが、Dubberly Design Officeの「A Model of Brand」というブランド・コンセプトマップは、アメリカ思想におけるプラグマティズムの祖であるチャールズ・S・パースの記号学における三項論理に基づくものと思われます。 パースの三項論理パースの三項論理は、記号過程を記号(sign)、対象(object)、解釈項(interpretant)の3要素からなり、そこに成立する還元不可能な三角関係を分析することを主題としています。 例えば、よく例に出されるのは、森の中でハンターが樹に傷がついているのを見つけ、その近くに鹿がいることを察知するという三角関係です。この場合、樹の傷は「近くに鹿がいる

  • ヒトが認識する距離感: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 昨日、三連休に熊野に行ってきた話を書きましたが、今回、旅行に行って感じたのは、人間の距離感覚ってテキトーなんだなっていうことです。 時間で距離感を計る傾向まず下の地図を見てください。 今回、東京から名古屋を経て、緑の矢印部分の熊野まで行ったんですが、東京から名古屋までは新幹線で1時間40分ほどなのに対して、名古屋~熊野間は行きは3時間、帰りにいたっては4時間かかりました。東京~名古屋はそれほど遠く感じませんでしたが、その先の熊野までは異常に遠く感じました。 地図でみればわかるとおり、実際の距離は東京~名古屋間のほうが、名古屋~熊野間より長いわけです。 それだけでなく、新宮から熊野宮までがまた2時間もかかる。東京から名古屋までより遠いわけです。 でもって、今日は出張で静岡県

  • ブランド=ニッチ:それぞれの環境に適応したそれぞれの表現形: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 どちらが優れているという話ではなく、双方とも環境に適した表現形をそれぞれ手にしていていると理解すべきなのでしょう。 フランツ・ボアズの文化人類学文化という言葉には、少なくともふたつの意味がある。ひとつは高尚な芸術や洞察や趣味の意味で、ひと言で代表させるならばオペラだ。もうひとつは儀式や伝統や民族性の意味で、いわば、鼻に骨を刺して焚き火のまわりで踊ることだ。このふたつは、深いところでつながっている。黒の蝶ネクタイをして客席に座り、『椿姫』を鑑賞するのは、鼻に骨を刺して焚き火のまわりでする踊りの西洋版にすぎない。 マット・リドレーは『やわらかな遺伝子』の第8章「文化の課題」の中で、文化人類学という学問の基礎を築いたフランツ・ボアズを取り上げています。 ドイツ生まれで、その後、ア

  • 十分に長い時間をかければ・・・: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 進化論に関するを読んでいて、一番ビジネスを考える上で参考になるのは、十分に長い時間をかければ、直感的には到底、到達し得ないであろうと思えることも実は十分に可能であるということです。 昨日、「積み重なると増える、増えるとつながるってことかな?」というエントリーで、結果としてベキ分布に従うような成功とそれ以外を隔てる大きな差が生まれる場合でも、成功の側に回るために「必要なのはある種の才能だとか、運だとかではなく、ちゃんと勝ち目のある場所を選んで、そこで地道に投資を続けていくことなのではないか」と書きました。 十分に長い時間をかけるということはいかにその積み重ねを十分に活かしきれるかという課題にほかならないのではないかと思います。 ようするに、時間は与えられるものではなくてつく

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