不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「ブランドとは何か?:2.般若心経の五蘊」では、「ブランドは常に新たな宣言とその実行によって、物事の関係性を生起させていかなくてはならない」と述べました。顧客の評価としてのブランドは、常に新たな革新によって顧客に新たな価値提案を行なっていかなければ、その価値を時とともに目減りさせていくしかありません。 「ブランドがわからない」とおっしゃる方は、おそらくそのあたりの感覚がいまひとつ実感として掴めないのではないのではないでしょうか。評判という確固たる実在をもたないものがいかに維持され、逆にどのような場合にその存在を喪失するのか。そのことがつかめないのではないでしょうか。 ワタリバッタ(飛蝗)ブランド認知という言葉があります。何度も書いているとおり、ブランドは顧客の評判ですから、