文:Martin LaMonica(CNET News.com) 翻訳校正:坂和敏(編集部) 2006-05-09 22:12 エンタープライズソフトウェア業界では、塀に守られた閉鎖的なコミュニティのような状況が長く続いていたが、現在その門戸が早急に開かれつつある。 消費者向け技術の世界で生まれた新しいアイデアが、企業を対象にしたソフトウェアの領域へ急速に浸透しつつあり、製品の設計やマーケティングに影響を及ぼし始めている。たとえば、ブログやAJAXのようないわゆる「Web 2.0」と呼ばれる技術が、企業のファイヤウォールの内側でその潜在力を発揮し始めていると、アナリストらは述べている。 たとえば、IBMは主に企業を相手にビジネスをしているお堅い会社だが、そんな同社が先ごろ「QEDwiki」の詳細を明らかにした。このプロジェクトの狙いは、ユーザーがwikiやRSS、簡単なスクリプト言語を使い
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