インテルなど3社は12月7日、都内で会見し、非接触型ICカードを利用した電子マネー「Edy」の普及に向けた取り組みについて中間報告を行った。今後、複数の決済代行事業者でのEdy対応がほぼ確定。これを受け、2007年春までに対応サイト数が1万サイトを超える見通しであると、当初の目標値3000サイトを3倍以上に上方修正した。 ただ、対応サイト数増加が見込める一方で、Edyのネット取扱高(非公表=全取扱高の大部分を占める実店舗での取扱高も含めれば年間数千億円と見られる)に関する目標値は据え置いた。3社が利用拡大のカギになると見ているEdyの情報読み取り機能を搭載したPCの普及が、当初予定よりも遅れているためだ。次世代基本ソフト「Windows Vista」の出荷が年末商戦に間に合わなかったことが一因と見られる。 インテル、ビットワレット、マイクロソフトが2006年6月に「スマートデジタルライフ推