不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 相変わらず風邪による発熱で頭がぼーっとしている状態なので手短にメモのみ。 運動が開始されることで、環境には差異が生まれ、その差異が生命の内部に新たな差異をつくりだしていく。運動することで遠近感が構成され、敵と見方が判別でき、探索と発見が可能になり、知覚に多様性が生まれ、言語が進化するというシナリオが考えられる。運動は意識と知覚の進化の原動力である。 この本で著者はまた別のところで、"運動のスタイルの生成は、また「意味の獲得」でもある"と述べています。 前に「写真を揺らしながら見ると立体的に見える」なんてエントリーを書きましたが、運動のなかで「立体的に」も含めた意味を獲得しているということなのでしょうか? アフォーダンス的にいえば、情報は環境と人がそれを感知する動きの相互作用