東京都の元校長らがつくるボランティア団体が、モンゴルに顕微鏡を贈る活動を続けている。不要になった顕微鏡を集め、修理して届けた数は200台。現地にも赴き、教員に理科実験の手ほどきをしている。 ◇ 東京都北区を中心に活動する「飛鳥・田端サイエンスクラブ」。学校が完全週5日制になった02年から15人ほどの校長経験者が集まり、土曜日、小中学生に理科を指導している。 モンゴルとの交流は04年から。きっかけは、当時モンゴルの教育担当官庁のアドバイザーを務めていた北海道大学の小出達夫名誉教授(70)とメンバーの1人が知り合いで、現地の教員に向けた理科実験の研修を頼まれたことだ。小出氏によると、モンゴルの義務教育段階の理科教育は、教科書の知識レベルでみると水準が高い。一方、実験などで子どもの興味をひくような部分は弱く、ノウハウを伝える必要を感じたという。 依頼を受け、クラブ代表の岩上薫さん(
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