東京都教委が、小学校の事務職員やスクール・サポート・スタッフを対象に、小学校の教員免許の取得を支援する制度を創設することが2月1日、教育新聞の取材で分かった。19年度予算に必要経費を盛り込み、早ければ春ごろから募集を開始する。 教育に対して熱意のある職員に教員を志望してもらい、現場での経験を生かしてもらうとともに、なり手不足が深刻な小学校教員の人材確保につなげる。 対象は都内の公立小学校に勤務し、都費で採用されている事務職員やスクール・サポート・スタッフで、教員免許の取得意思がある人。都の募集に応じて登録された後、無事に小学校教員免許を取得し、都の教員採用試験に合格すれば、大学の教職課程の、授業料の一部を還付する。