週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。 内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。 日本では初めてのケース──同じコースを共有する2つのクラブが誕生しそうだ。 ひとつのコースに複数のクラブということでいえば、わかりやすいのはスコットランドのセントアンドリュース・オールドコースの例だろう。コースには14のクラブがあって、それぞれのクラブがスタート権を持つシステムになっている。 これにヒントを得た"クラブインクラブ"の措置が日本でも成立しそうなのだ。 発端は岡山県にあるクリスタルリンクスGCが民事再生を経て破産したこと。今年の12月31日をもってゴルフ場の営業を終了すると表明している。そこで同クラブの有志が「何とかクラブを存続できないか」と、東条の森CC(兵庫県)に相談したところ「同じメ