米FileMakerでCFOを務めるビル・エプリング氏(画面=左)と、システムエンジニアリングディレクターのアンドリュー・ルケイツ氏(画面=右) 顧客や製品、備品の管理、社員名簿、発注書、商品カタログ……。仕事をする上で欠かせないのが、業務データを管理するためのデータベースだ。 これまでデータベースは据え置き型のPCで扱われることがほとんどだったが、スマートフォンやタブレット端末の登場で状況は一変。外出先でも広く活用されるようになってきた。 データベースとスマートデバイスの連携により、生産性や業務効率が向上したという例は枚挙にいとまがない。商品の動きをリアルタイムで共有できるようになったり、いつも最新データが入った電子商品カタログを活用できるようになったり、プロジェクトの最新の進捗情報を確認できたり――と、その用途はさまざまだ。 しかし、現場でネックになっているのが、業務用データをどのよう