「休刊しますよ」~パソコン雑誌、最後のメッセージ~ 地球上に存在する種の99%は絶滅してきた。万物は滅びさる運命。秩序は無秩序に屈服する。しかし、人間には言葉という不死の魂がある。終わり良ければ全て良し。終わり悪ければ、全て悪い、、、というわけで、パソコン雑誌の辞世の句、「休刊のお知らせ」に焦点を当ててみた。行間に眠る、編集者の断末魔を聞け。 (工学社)「PiO」1986年10月号。 投稿プログラムを掲載するというスタイルで活動していた「PiO」。お知らせによると、休刊後には「I/O」に統合。「ごめんなさい!」と謝っているニワトリのイラストが、早過ぎる終焉の無念さを物語っている。 (日本ソフトバンク)「Oh!HC 」1987年終刊号。 「休刊」ではなく「終刊」と呼ぶあたり、自ら退路を断った思い切りの良さ。「HC」シリーズは、かなりマイナーな印象があるが、ハンドヘルドコンピュータの草分けとし
![「休刊しますよ」~パソコン雑誌、最後のメッセージ~](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d033d66fabd18484a3a566560b47f7eb516ac6a7/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.pharaoh-france.com%2Ftoukou%2Fstudy%2Fkyukan%2F_00016.jpg)