目的 Pythonを用いて特定のリターン・リスク(標準偏差)を持つ資産に毎月積立投資を行った場合の長期資産推移を、モンテカルロ法によるシミュレーションで算定する 計算の概要 Pandas、Numpyを用いて、対象期間における月次の対数収益率を、正規分布に従う乱数として生成する 得られた乱数を用いて、毎月積立投資を行った場合の資産推移をパーセンタイル値として出力する (2024/1/29追記) 実行例をWebアプリ化し、手軽に試せるようにしたものを投稿しました。 実行例 今回作成した解析用のクラスであるasset_modelの実行例を示します。 実装方法は後述します。 1. 資産のリターン・リスクを設定する # 期待対数収益率、標準偏差(%,年換算) mu = 8 s = 20 #リターンmu、リスクsのモデルを定義 model = asset_model(mu,s) 対象資産の年次の対数収