「最近お仕事はどうですか?」 T氏「それがさっぱりなんですよねえ」 「え、さっぱり?」 T氏「もうここ数年、ずっとそうなんですけど、キャリアが主導でビジネスをやる時代じゃなくなってきたんですよね」 「その傾向は強まっているように感じますね。実際。いまはどうやって公式メニューに乗るかということよりも、どうやってモバゲータウンにアフィリエイトしてもらうかということが大事になってきてるね」 T氏「そうなんですよ。それに端末に新機能を載せても、肝心の端末が売れてないですから」 「昔は新端末が出ると、それにワッと飛びつく人が一定数いて、そこにくっついた新機能を試してみたくてコンテンツに入会する、という好循環があったからねえ」 T氏「そう。今は端末の価格が上がってしまったので、そういう消費行動がなくなってきたんですよ」 「それで各キャリアが開発工数のかからないAndroidへの移行を表明してるわけか」
魅力的だが壁も多い中国市場 中国市場については、2012年にはSNSユーザーが3億人規模、アプリのアクティブユーザーが1000万人、アプリの市場規模は4億4000万ドル(約390億円)になるといい、魅力的な市場と渡邉氏は話す。ただ、同時に「壁も多い」というのが見解だ。 例えば、人気のあるアプリはすぐにコピーされてしまう。「Facebookで見かけたものは、2〜3カ月で全く同じようなものが出ている。防ぎようがないので、『まねされるくらい人気が出たと思うしかない』」。さらに、SNS運営者自身がソーシャルアプリを作って提供しており、プラットフォーム運営者がライバルになってしまう。アプリの公開に審査を設けている企業もあり、「提供から何年か後には、アプリがSNS運営者のものになるという契約を入れるところもある」(渡邉氏)とのこと。 アプリの売り上げの分配についても、アプリ提供者への支払いが売り上げの
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