というわけで、今回は表題の本のご紹介です。 ○ライフログの提案であり紙の力を限界まで紹介した『人生は~』 『手帳は~』に比べると『人生は一冊のノートにまとめなさい』(ダイヤモンド社)のムードはきわめて穏健だ。一言で言えば、“100円ノートを使ってライフログをつけましょう。そうすればあなたは自分の人生をもっと味わうことができますよ”というムードである。『何気なく過ぎ去っていく日々を、「確固とした体験」にすること』(同書 17ページ)を目的とした記録のすすめだ。 まず第一章で記録することの効能が説かれる。第二章ではどうやったら書くことが習慣化するかを解説。第三章では書くタイミングからポラロイドの活用、具体的な記入術、ノートに貼ると楽しいものなどを紹介。貼る物一つをとっても、一つ一つに著者ならではのこだわりの説明がなされる。普遍性というよりは著者個人の視点・見解であるが故の説得力がある。 第四章
以前のエントリーでもご案内した2冊の本をまとめてレビューします。と思ったのですが1冊ぶんが思いのほか長文になったので、2回に分けてアップします。ただし2冊が同時に現れたことの意味は別途考える必要があると考えています。もう一度2冊の書名を以下に記しておきます。 『手帳はiPhoneに変えなさい』(戸田覚 アスキー・メディアワークス) 『人生は一冊のノートにまとめなさい』(奥野宣之 ダイヤモンド社) 二冊は両方とも由緒正しい手帳関連書だと言えます。ダイヤモンド社はかつてのシステム手帳ブームのときに『スーパー手帳の仕事術』(山根一眞)を大ヒットさせました。また著者の奥野宣之氏はnanaブックス以来の『一冊にまとめなさい』シリーズをロングセラーとしています。 もう一方のアスキー・メディアワークスは、やはりシステム手帳のブーム時に『リフィル通信』というシステム手帳専門誌(!)を発行。また発売元が講談
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