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糖尿病で手足の壊死(えし)した細胞を治療するのにうじ虫を使った治療法「マゴットセラピー」が有効であると、米ハワイ大学などの研究チームが、シカゴで開催された学会で発表した。 うじ虫の分泌物で壊死した細胞が液化され、うじ虫はそれを体内に取り込んで分解。その結果、傷が改善し、肉芽組織の形成を可能にするという。 チームは糖尿病患者37人の患部に、ストッキングのような袋に入れられたヒロズキンバエの幼虫50-100匹を当て2日間放置。その後、2日おきに平均5回、新たな幼虫に代えるということを繰り返した。 その結果、37人のうち21人の患者で、壊死した細胞の完全除去や結合組織の形成などに成功した。しかし、傷の周辺の炎症がひどい場合や過度の出血を伴った場合などでは効果は得られなかったという。 研究を率いたローレンス・エロン氏はロイターに対し、「マゴットセラピーは(糖尿病による壊死の治療に)非常に効果がある
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