■中国のさまざまな分野を苦しめる病「生産能力過剰」=鋼鉄、セメント、船舶から風力発電機器、太陽電池まで■ 大风车啊大风车-3 / OnlyZEISSfans 振興計画指定の産業分野、一部でなおも生産能力過剰 財新網、2013年5月22日 ◆新興産業もすでに生産能力過剰に 今年に入ってから政府高官及び国務院の文書で、生産能力過剰が指摘された分野には鋼鉄、セメント、電解アルミ、平板ガラス、船舶があげられる。また石油化学、鉄合金、コークス、自動車、銅精錬、紡績、風力発電設備、多結晶シリコンなど多くの分野にもこの問題はかかわっている。 名前をあげられた分野のうち、鋼鉄、電解アルミ、船舶は2009年初頭の「10大産業振興計画」 にも含まれていたもの。同計画は総量のコントロール、遅れた設備の淘汰、合併再編、技術改造、イノベーションを通じて、産業構造をアップグレードする狙いだった。現時点でこの目標はまだ